「できる」が、少しずつ増えていくように

ABA(応用行動分析)を基礎に、PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)やリトミックなどの支援を行っています。PECSでは、言葉が出にくい子どもでも自分の気持ちを伝えられるよう支援し、リトミックでは電子ピアノを使い、実際の音に触れる体験を大切にしています。一人ひとりに合わせて関わり方を選び続けることが、わたしたちの支援プログラムです。

支援プログラム

ABA(応用行動分析)

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ABA(応用行動分析)では、子どもの行動を「良い・悪い」で判断するのではなく、なぜその行動が起きているのかを丁寧に見ていきます。行動の前後にある環境や関わり方を整理し、子どもにとって分かりやすく、取り組みやすい形で支援を行います。一人ひとりの特性や状況に合わせて関わり方を調整し、日常生活の中で「できること」を増やしていくことを目的としています。

PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)

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PECSは、言葉でのやりとりが難しい子どもでも、自分の気持ちや要求を伝えられるようにするための支援です。絵カードを使い、「ほしい」「やりたい」といった気持ちを自分で選び、相手に伝える経験を積み重ねていきます。伝わる経験を重ねることで、自分の意思で行動する力やコミュニケーションの土台を育てていきます。

支援を通して期待できること

ソーシャルスキルトレーニング

集団生活や日常の中では、順番を待つ、気持ちを伝える、相手の話を聞くなどの力が必要になります。ソーシャルスキルトレーニングでは、遊びややりとりを通して、社会生活に必要なスキルを少しずつ身につけていきます。無理に正解を教えるのではなく、実際の場面を想定しながら、子ども自身が理解できるよう支援を行います。

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リトミック

リトミックではCDを流す場合もありますが、わたしたちは電子ピアノを使用し、実際の音に触れる体験を大切にしています。音に合わせて体を動かしたり、リズムを感じたりすることで、集中力や表現力、感覚の発達につなげていきます。音を「聞く」だけでなく、体全体で感じる経験を通して、楽しみながら取り組める支援を行います。

ピアノ (3)

生活につながる体験活動

調理や工作、外出などの活動を通して、日常生活や将来につながる経験を積み重ねていきます。調理では道具の使い方や手順を学び、工作では考える力や工夫する力を育てます。外出活動では、公共の場での過ごし方やルールを経験します。こうした体験を通して、将来の仕事や社会生活にもつながる力を、楽しみながら身につけていきます。

田植え